フィギュアスケートの一時代を築いた男子シングルの選手たち。
高橋大輔、織田信成、小塚崇彦、町田樹、等々。
彼らは同じ時代に切磋琢磨し、フィギュアスケート男子シングルを大いに盛り上げました。
そして今、羽生結弦選手、宇野昌磨選手が、また新たな時代を築いていますが、彼らと競い合える選手がまだまだ育っていないというのが現状です。
しかし、そんな中でも、フィギュアスケート界が先細りしないよう、まわりから支えてくれているのが一時代を気づいた男子シングルの選手達なのです。
織田信成さんは解説者として、素人にもわかりやすく、選手それぞれの良い部分を紹介してくれます。
加えて、バラエティでもフィギュアスケートを身近に感じさせてくれるような様々なアプローチをしてくれます。
小塚崇彦さんは、トヨタの社員として、フィギュアスケートの普及に取り組んでいますが、全国各地でスケート教室を開催して美しいスケーティングを広く一般市民にまで伝授してくれています。
町田樹さんは、フィギュアスケートを研究という立場から捉え、文化へと導こうとされています。
そして、今回、高橋大輔さんが現役選手に復帰し、競技者という立場から後輩たちに実際に肌で感じて学んでもらう機会を与えてくれています。
このように、一時代を築いた先輩たちが、それぞれの得意とする立場から後輩たちを支え、フィギュアスケート界を盛り上げようとがんばっている状況は、とても素敵だと思います。
あとは、とてもお金のかかるフィギュアスケートをもう少し安く誰でも取り組める環境にできれば、もっともっと有望な選手がたくさん育つかもしれませんね。

2019年01月08日
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