フィギュアスケートのドリーム・オン・アイスが開催され、今季からシニアにあがった佐藤選手と鍵山選手が登場しました。
まずは佐藤選手。
ショートプログラムはリショー氏の振付。
とても洗練されている振付で、これをしっかり表現できれば名プログラムになる、と確信できるような素敵なプログラムになっています。
まだまだ自分のものにするまでには時間がかかるかもしれませんが、がんばって滑り込んで欲しいと思います。
一方、フリーでの体力は圧巻。
あれだけのジャンプを跳んでもしっかり最後まで表現できていました。
今はまだまだ技術が先行している選手ですが、表現力が完成されてくるとさらに魅力が増すでしょう。
北京の次のオリンピックでは確実に表彰台が期待できそうで、今からワクワクしてしまいます。
一方の鍵山選手。
ショートプログラムはこれでもかというくらい踊っていてよく体も動いていました。
衣装に風が入って大丈夫かなあと要らぬ心配をしていましたが、抜群の表現力に加えて2種類の美しいジャンプは、シニアでもしっかり通用しそうなレベルでした。
フリーは、まだ滑り込みが足りていない模様で、ジャンプだけでなく曲の表現もこれからという感じでしたが、滑り込めば素敵なプログラムになるのではないかと思います。
毎年の成長が著しく、本当に楽しみな選手です。
北京オリンピックでのメダルもこの成長のスピードなら、もしかするともしかするかもしれません。
羽生選手と宇野選手に加え、佐藤選手と鍵山選手、シニアの3枠では足りない!という時代がまた到来するとは、うれしい悲鳴です。
二人が切磋琢磨し成長する姿をこれからも見ることができることがとても楽しみです。

2020年09月14日
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